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鳴瀬遺跡
2022年11月2日
10月7日付けで掲載した堀跡を精査しています。土師器片が2点、底面付近から出土したので平安時代以降の遺構である可能性が高まりました。
このほかにもう1条堀跡(画面左中央)を検出し精査しています。長さは70mほどあり、用地外に延びています。(正面奥は岩木山)
2022年10月7日
堀跡とみられる遺構を検出し、その末端部を精査しました。平面形は方形、断面形は箱形で、深さ約1.6m程度でした。試掘調査で検出された堀跡とは、やや離れた位置で見つかっているため、今のところ関係は不明です。時期を示す遺物は出土していません。果たしてこの遺構はどのような性格のものなのでしょうか。
2022年9月8日
鳴瀬遺跡は岩木川の左岸に位置し、試掘調査では堀跡の可能性がある落ち込みが検出されています。時期は不明ですが、古代~中世の年代が期待できそうです。付近には古代の遺跡のほか、三世寺板碑群(さんぜじいたびぐん)や中崎館遺跡など、中世の遺跡もあります。今後、この地域の古代・中世の様相解明につながる発見があるかもしれませんね。
写真は9月8日撮影。調査区の様子
遺跡西方には岩木山が見える。
2022年9月6日
9月6日(火)から調査を開始しました。調査開始式を行いました。
発掘調査区は、田んぼの中です。