おにさわさるさわ
鬼沢猿沢(6)遺跡
2026年06月29日
調査区東端では古代の竪穴建物跡が見つかりました。土層を観察するための畔を残し、慎重に掘り下げています(写真1枚目)。建物跡からは、焼けた土や炭になった木材などが多く出土しました。建物が火災によって焼け落ちた可能性があります。また、建物跡を覆う土には、10世紀に朝鮮半島の白頭山が噴火した際の火山灰が含まれています。このような火山灰は、建物が埋まった時期や使われていた年代を探る手がかりになります。 建物跡の壁際からは、土師器の坏が出土しました(写真2枚目)。外側に残る痕跡から、ロクロを使って成形されたことが分かります。
竪穴建物跡の調査風景

竪穴建物跡から出土した土師器
2026年06月08日
鬼沢猿沢(6)遺跡の発掘調査が6月2日から始まりました。県営鬼沢地区通作条件整備事業にともない、8月28日までの約3ヶ月間にわたり発掘調査を行います。 調査区では、北側に落ち込んでいく地形が確認された(写真1枚目)ほか、縄文時代の落とし穴と考えられる土坑が見つかりました(写真2枚目)。 現在、見つかった遺構の調査を進めています。
北側に落ち込んでいく地形部分の調査の様子

落とし穴とみられる遺構の調査の様子