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川守町 吉田 林ノ後 大栗山 古釜谷平(2) 林尻

風間浦村古釜谷平(2)遺跡


2024年07月31日

 5月14日から開始した古釜谷平(2)遺跡の発掘調査は、7月31日をもちまして終了しました。調査によって、今から約4千年前の縄文時代後期前葉の竪穴建物跡、土器や石器などが確認され、当時の生活の一端が明らかになりました。今後は調査成果をまとめ、令和7年度に報告書を刊行する予定です。

石斧出土状況

 調査状況 


2024年07月06日

 7月6日(土)、古釜谷平(2)遺跡で現地見学会を実施しました。風間浦村内の方を中心に約20名の方が集まり、職員の説明に興味深く耳を傾けていました。写真は石で囲った炉跡が見つかった住居の説明をしているようすです。

 

石斧出土状況

 現地見学会の様子 


石斧出土状況

 

 現地見学会 資料   ← 当日配布した資料ののPDFデータはこちら  


2024年06月28日

 古釜谷平(2)遺跡では土器や石器などがまとまって出土している場所が、これまでに4か所見つかっています。写真では白い破線の範囲内に遺物が楕円形にまとまっているようすがわかります。 その理由としては、遺物の集中している場所に建物やお墓があり、当時の人々の生活や活動の痕跡を示している可能性があります。

石斧出土状況

 遺物出土状況 


2024年05月31日

 磨製石斧を発見しました。長さが約5cm、磨いてきれいに形が整えられています。 美しい緑色をした石は蛇紋岩とみられ、青森県内では採れない石であることから、縄文時代に蛇紋岩の産地である北陸地方や岩手県の遺跡と何らかの交流のあったことがうかがえます。

石斧出土状況

 磨製石斧の出土状況 


2024年05月14日

 風間浦村蛇浦にある古釜谷平(2)遺跡では5月14日、さわやかな空気のもと、発掘調査が始まりました。約4,000年前の縄文時代後期の土器などがすでに確認されており、今後の調査では当時の建物跡が見つかる可能性があります。

発掘作業風景1

 作業状況