12月21日(土)・22日(日)の2日間で388名の方にご来場いただきました。多くの方に縄文時代の東青地域の遺跡やそこから出土した土器や土偶などの遺物をご覧いただきました。また、講演会・事例報告・シンポジウムも120名近くの方にご参加いただきました。多くの方々に「地元の縄文」に興味・関心を持っていただけるフェアとなりました。
縄文時代の東青地域から出土した土器や土偶などを650点展示しました。みなさんは自分が住んでいる地域から形も大きさもさまざまな遺物が出土していることに驚いていました。
講演会「縄文世界の土偶」に合わせて展示を行いました。県内各地の土偶が一堂に会し、圧巻でした。
東青地域の縄文遺跡を表示した遺跡地図です。来場者からは“意外”に自分の住んでいる地域の近くに縄文人が住んでいたことに驚いていました。
「缶バッジづくり」では、土器のカラフルな拓本をとって缶バッジを作りました。たくさんの土器の中からこれだ!と選んだものに好きな色で模様を写し取るのですが、子どもから大人まで熱中して作っていました。みなさんとっても上手でした。
本物の土器や石器に触れるコーナーでは、普段さわることができない土器を持ち上げて「意外と軽い!」、石器は「加工に手が込んでいる」などの声があり、とても好評でした。
縄文クイズにチャレンジしている様子です。本物の土器の破片に触れ、クイズに答えます。みなさん一生懸命考えていました。
弓矢を使い獲物を射る体験、敲(たたき)石を使いクルミを割る体験や火おこし体験を行いました。縄文人の暮らしの一部を体で感じることができました。
講演会の様子です。元文化庁主任文化財調査官の原田昌幸さんから「縄文世界の土偶」と題して講演していただきました。
事例報告の様子です。青森市や平内町など東青地域の縄文時代の遺跡や発掘で出土した遺物などの事例報告を行いました。
シンポジウムの様子です。「地元の縄文」について、参加者のみなさんと“楽しく”考えました。パネリストによる縄文グッズのアイデアや参加者からいただいた質問にも回答しました。
来場された方に「あおもり縄文カード(第3弾)」をプレゼントしました。土器の中からカードを引いたところの様子です。ぜひ県内の各施設を巡ってみてくださいね!