2023年9月16日~18日の3日間で488名の方にご来場いただきました。多くの方に縄文時代の三八地域の遺跡やそこから出土した土器や土偶などの遺物をご覧いただきました。また、講演会・事例報告・シンポジウムも80名近くの方にご参加いただきました。多くの方々に「地元の縄文」に興味・関心を持っていただけたフェアとなりました。
縄文時代の三八地域から出土した土器や土偶などの遺物を1,150点展示しました。
自分が住んでいる地域から形も大きさもさまざまな遺物が出土していることに驚いていました。
展示物の土器の文様や形を職員が丁寧に説明する場面も。
三八地域の縄文遺跡を表示した遺跡地図です。“意外”に自分の住んでいる地域の近くに縄文人が住んでいたことに驚いていました。
「缶バッジづくり」では、土器の拓本をとって缶バッジを作りました。子どもから大人まで熱中して作っていました。それぞれ思い思いに好きな土器を選び、好きな色を塗りとてもきれいでした。
本物の土器や石器に触れるコーナーでは、「表面がざらざらしている」、「石器にもさまざまな石器があり、形も大きさもさまざまある」などの声があり、とても好評でした。
縄文クイズにチャレンジしている様子です。本物の土器の破片に触れ、クイズに答えます。子どもから大人まで一生懸命考えていました。
弓矢を使い獲物を射る体験、本物の石器を使い紙を切る体験、敲(たたき)石を使いクルミを割る体験や火おこし体験を行いました。縄文人の暮らしの一部を体で感じることができました。
講演会の様子です。三戸町教育委員会の野田尚志さんから「さんぱちの縄文時代」と題して講演していただきました。
事例報告の様子です。五戸町や八戸市など三八地域の縄文時代の遺跡や発掘で出土した遺物などの事例報告を行いました。
シンポジウムの様子です。「地元の縄文」について、参加者のみなさんと“楽しく”考えました。いただいた質問にも回答しました。
来場された方に「あおもり縄文カード」をプレゼントしました。土器の中からカードを引いたところや引いたカードとともに記念撮影!ぜひ県内の各施設を巡り、カードを集めてくださいね!