2022年11月26日・27日の2日間で400名の方にご来場いただきました。多くの方に縄文時代の中南地域の遺跡やそこから出土した土器・土偶などの遺物をご覧いただきました。また、講演会・事例報告・シンポジウムも80名近くの方にご参加いただきました。黒石市民を始め多くの方々に「地元の縄文」に興味・関心を持っていただけたフェアとなりました。
縄文時代の中南地域から出土した土器や土偶などの遺物を650点展示しました。
自分が住んでいる地域から形も大きさもさまざまな遺物が出土していることに驚いていました。
展示物の土器の文様や形を職員が丁寧に説明する場面も。
中南地域の縄文遺跡を表示した地図です。“意外”に自分の住んでいる地域の近くに縄文人が住んでいたことに驚かれていました。
展示会場内の本物の土器や石器などに触れるコーナーでは、子どもから大人まで「実際に触ってみると表面がざらざらしている」や「実際に持ってみるとずっしりしていている!」などの声があり、とても好評でした。
「アクセサリー作り」では、さまざまな個性あふれるアクセサリーが完成しました。竹串、貝殻や縄を使い、上手に文様をつけたとてもかわいいアクセサリーでした。この他にも、土器のたくほんをとって缶バッジにする「缶バッチ作り」も、子どもから大人まで熱中して作っていました。色の配色もとてもきれいでした。
縄文クイズにチャレンジしている様子です。本物の土器の破片に触れ、クイズに答えます。子どもから大人まで一生懸命考えていました。
講演会の様子です。黒石市教育委員会の鈴木徹さんから「ちゅうなんの縄文時代」と題して講演していただきました。
事例報告の様子です。平川市をはじめとする中南地域の縄文時代の遺跡や発掘で出土した遺物などの事例報告を行いました。
シンポジウムの様子です。「地元の縄文」について、パネラー、地元のみなさんと“楽しく”考えました。参加者からいただいた質問にも回答しました。
来場された方に「あおもり縄文カード」をプレゼントしました。土器の中からカードを引いたところや引いたカードとともに“パシャリ”記念撮影!