貝は食べるだけでなく、綺麗な殻を持つものが沢山あります。もの作りの達人、縄文人は目をつけていました︕光沢や硬さ、素材の特性をよく見極めて、このような装飾品をいろいろ作りました。中段左から2~3番目の貝は温暖種、おそらくは遠方からの頂きもの、上段右から2番目のタカラガイ(メダカラ)に加工痕はありませんが、上北地方ではたいへん珍しいもの。持ってるだけでも「ラッキーアイテム」だったかも。津軽~下北西部の縄文人からの頂きものでしょうか。【所蔵:東北町教育委員会】