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イベント


夏休みに考古学者になろう!(2023)

 第20回「夏休みに考古学者になろう!」を青森市で7月26日、27日に開催しました。県内各地の小学5年生から高校生とその保護者の計18名の参加者を迎えての開催となりました。両日とも暑い1日でしたが、無事に体験を終了することができました。

1日目 発掘体験(7月26日)

 青森市の米山(2)遺跡で行いました。調査担当から遺跡の説明を聞いた後、遺跡の発掘体験を行いました。


開会の挨拶

開会式の挨拶

 現場事務所前に集合し、本日のイベントスケジュールを聞きます。

米山(2)遺跡の概要説明

米山(2)遺跡の概要説明

 担当職員から米山(2)遺跡の概要を聞きます。

発掘の様子1

発掘体験1

 遺物に注意しながら慎重に掘り進めていきます。

発掘の様子2

発掘体験2

 この日の青森市は30度を超す暑さ。参加者のみなさんは暑さに負けずに頑張りました。

撮影の様子1

発掘体験3

 午後は自分たちで発掘した土器を一眼レフカメラで撮影しました。

撮影の様子2

遺物見学

遺物の解説

 これまで米山(2)遺跡で見つかった遺物を見学しました。

写真発表

1日目発表会

 最後に今日撮影した土器の写真を見て、それぞれの感想を発表しました。


2日目 研究体験(7月27日)

 青森県埋蔵文化財調査センターで研究体験を行いました。施設見学や実際に遺跡から出土した土器を使って接合や拓本、実測を体験しました。次に土器片と全体の形がわかる土器を観察し年代を調べました。みなさん初めてとは思えないほど上手でした。


開会の挨拶2

開会の挨拶

 埋蔵文化財調査センターの多目的室で行いました。

作業見学

施設見学

 センターの中で仕事をしている様子を見学しました。

作図説明1

土器の接合体験

 本物の土器を組み立てていきます。

作図説明2

土器の拓本体験

 少しずつ墨をつけて、土器のもようを写し取ります。

作図の様子1

土器の実測体験1

 職員から土器の図を描くための説明があり、みなさん真剣に説明を聞いていました。

作図の様子2

土器の実測体験2

 土器の断面図を「マコ」という道具で描いています。

年代調査

土器の観察

 全体の形がわかる土器を観察して、年代を調べました。


「夏休みに考古学者になろう!」にご参加いただいたみなさん、お疲れさまでした。今回の体験をきっかけに遺跡や発掘や考古学に興味をもつようになって、将来、遺跡や発掘の仕事に携わる方が出てきたら大変うれしいです。また本イベントの実施にあたりご協力いただいた方々にも、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。